知ってほしい!ケアワークの魅力 介護職は、「辛い」や「キツイ」だけの仕事じゃありません。

感謝されつつ、自分らしい働き方ができる仕事

人手不足や仕事のきつさ、それに対する給料の安さなどがクローズアップされがちの介護職は、なかなかその魅力について語られることは少ないと思います。しかし、実際に介護の現場で働いている人が不当な労働条件で陰鬱な気持ちで働いているかというと、必ずしもそうとは限りません。全ての職業にはやりがいや魅力がありますし、高齢者の方のお世話をする介護職は、人と人との触れ合いが日常的に行われるため、そこには、他にはない独特の魅力があるのです。

例えば、老人ホームの入居者や、デイサービスを利用するのお世話をするときは、その都度笑顔で「ありがとう」と言ってもらえる機会がたくさんあります。何気ないことかもしれませんが、仕事中にかけてもらえるねぎらいの言葉はモチベーションの維持につながります。また、自身の仕事を通して、高齢者の方の自立を支援し、社会全体が助け合う仕組みの一翼を担うという意識を持てることも、介護の仕事をする上で大きな励みになるといわれています。

さらに、あまり良くないイメージが先行しがちな待遇面も、実際には他の職種と比べると働き方の選択肢の幅が広いため、自分に合わせた働き方ができるというメリットもあります。また、夜勤の際には、夜勤手当が付くので、収入アップも目指せます。さらに、スキマ時間を利用した短時間労働をする場合は、訪問介護という選択肢もあります。このように、自分の希望に合わせやすい働き方ができるのも介護職の魅力であり、このような部分を世の中はもっと知るべきだと私は思います。